スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

旅人のはなし

 どうもみなさま、こんばんは。滝川です。

 今回の記事は、「霧子さん」と「狐っ子」に続いて
「旅人」のはなしです。

 最近の私は体調が悪かったので、開き直って書く事をやめ、
 江戸時代、特に旅について、色々と調べていました。
 それで、やはり原典にも当たるべきかと思い
 十返舎一九先生の「東海道中膝栗毛」を読み始めました。

 弥治さんこと弥治郎兵衛(やじろべえ)は駿河の生まれ。
 実家は裕福な商家で、百両や二百両の金は自由にできる境遇。
 ところが旅役者・華水多羅四郎(はなみず・たらしろう)の弟子、
 鼻太郎という「美少年」に惚れてしまい、遊興三昧の日々を過ごす。
 とうとう弥治は店の身代に穴を開け、鼻太郎と駆け落ちする羽目に。

 借金は富士の山ほどあるゆえに
  そこで夜逃を駿河ものかな



 江戸へ逃げた二人は持ち逃げした金で豪遊するが
 やがて当然のように、食うに困るようになる。
 そこで弥治は鼻太郎を元服させて、
 以後は喜多八と名乗らせ、奉公に出す……


 ……江戸時代の人ってすげえ。
 まさか高名な弥治喜多がゲイカップルだったとは。
(その後、弥治さんは友人の勧めで嫁も貰う。バイセクシャル)

 不義密通でお手打ち、なんて物騒な事を武家がやっている一方で、
 気楽な庶民は性別の垣根すら軽々と超えて、
 戯気(たわけ)の限りを楽しんでいたようです。
 しかし、みながみな気楽な自由恋愛を楽しんでいたわけでもなく、
 悲恋の心中モノも、主に関西で大いに流行っていたわけでして……
 ……時代モノって難しい……

 とまあ、こんな勉強を近頃の私はしております。
 それでは、特にオチもないのですが、今回はこの辺で。
 失礼します。ごきげんよう。

TRACKBACK


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。